はじめての構造主義 (講談社現代新書)



はじめての構造主義 (講談社現代新書)
はじめての構造主義 (講談社現代新書)

商品カテゴリ:人文,思想,学習,考え方
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分かりやすい!

主にレヴィ・ストロースが構造主義を構築するまでの経緯を平易に解説した良書。
数学や言語学との関連が良く分かり、人類の思想の発展を概観することができる。

ただ、それぞれの学問のTopics自体は本来高度な専門知識が必要とされるものなので、
なんとなく分かった気にはなるが、本当には理解できていない。

著者も書いているが中学生や高校生にも分かる入門書という意味では、非常に良い書籍。
現代思想の核心(2006年12月13日投稿)

 1948年生まれの著名な<言語>派社会学者が1988年に刊行した、構造主義思想の入門書(1996年18刷)。構造主義とは、西欧文明中心の近代を批判し、現代思想の時代を切り開いた思想であり、通常ユダヤ系フランス人類学者レヴィ=ストロースの名と結び付いて論じられる。したがって著者は、主としてレヴィ=ストロースの思想史的背景を探ることにより、構造主義の核心に迫ろうとする。レヴィ=ストロースは、機能主義人類学の限界を乗り越えるため、ソシュール一般言語学、ヤーコブソン音韻論の二項対立原理、モースの贈与・交換論を親族(婚姻関係)・神話研究に応用する。彼の本領は、神話研究の方で発揮されたようで、同一系統神話同士を比較し、神話の筋を無視して(主体・テキストの解体、歴史の無視)神話素に解体し、それらを貫く対立軸を発見し、隠された深層構造を把握するという手法(テキストの「読み方」の前景化)だった。その際、彼の構造理解は、人的な面で数学者集団ブルバキの影響下にあることが確認され得、したがって構造は変換とセットで考えられるべきであり、視点(主体)の差異が無視されること(遠近法の解体)で、浮かび上がる仕掛けになっている。それは真理の相対化(「制度」化)の過程でもあり、西欧の思想と「未開」の神話の間に、本質的な差異は無いことになる。著者はこのように構造主義の思想史的意義をまとめた後、その他の代表的な現代思想家を一瞥し、日本においてはポスト構造主義よりもまず自前のモダニズムの方が重要であるという、それなりに妥当な持論を主張している。一応構造主義が分かったつもりにはなれる本だと思うが(人類の最深層の思考の共通性を取り出すための思想と言って良いのだろうか)、著者も指摘するように、この方法が本当に「客観的な」方法かどうかはやはり疑問だ。
楽しみながら学ぶ.

 構造主義は分かりにくい.構造主義の何たるかを知
りたいと本書を手に取った読者に対して,橋爪は潔く
裏切りを宣言します.ところが,分かりにくいものを
分かりにくいままで終わらせない,そこが本書の面白
いところ.構造主義それ自体を解説するというよりは,
レヴィ・ストロースが影響を受けた,いわば「周辺事
情」を並べるというスタイルで,構造主義に至る過程
を見事に解き明かしてくれます.

 視点をレヴィ・ストロースの傍に置くことは,構造
主義の理解を易しくするだけでなく,インセスト・タ
ブーと婚姻クラスの秘密を暴いた知的な興奮を僅かな
がら共有させてくれる,そんな副作用ももたらしてい
ます.

 楽しみながら学べる,魅力的な1冊.
構造主義を学びたい方に最適

構造主義について学びたい方には最適な本だと思います。この一冊でレヴィ=ストロースが現代思想に与えた影響が、いかに大きいかが分かると思います。ただ私的な不満を述べますと…

・はしがきに必要はないと書かれていたが、マルクス主義と実存主義に関する予備知識がある程度必要ではないかと感じたこと(特にサルトルに関しては、知らないと時代背景や考え方の違いが良く分からないかも)。

・本書はあくまでレヴィ=ストロースがメインの「はじめての構造主義」であって、他の構造主義四天王(フーコー等)は少し紹介されている程度だったこと。

以上が気にならなければ、是非購読をお薦めします。
わかりやすいなぁ?

難しい事をメチャクチャ分かりやすく書いてある感じです。
婚姻のところは、紙と鉛筆を使って、しばらく考えましたが・・・。
よくよく考えると、まだこれで世の全てを語ったというより、
構造主義を理解する為に最も必要な部分だけを噛み砕いていて、
構造主義で語られるものの一部を語ったという感じです。
さらに深く入ってみたくなるような良書です。



講談社
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