ギリシアとローマ (世界の歴史)
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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very interesting book, but.....
ギリシア史とローマ史とで筆者が異なるので、一冊の本としては、幾分不調和なところが目立ちます。 前半の古代ギリシア史は、かなり巧くまとめてあるのですが、後半のローマ史のほうは、筆者が奇妙なまでに旧弊としか言えぬ「偏見」ないし「差別意識」をもっているため、やや読み辛い事実を否むことが出来ません。一例を挙げれば、男女一対の夫婦愛のみを「正常な性関係」とし、少年皇帝エラガバルスを「性倒錯者」と今日では死語と化した名称で断じている点などは、とうてい「良心的な」学者の書く文章とは思われません。 とはいえ、「古代末期」という禁欲的風潮が瀰漫した真の意味での「頽廃期ローマ」が歴史における「大転換の時代」であったとの指摘には大いに賛同いたします。そうした「禁欲的」道徳律が20世紀にいたるまで西洋社会を支配することになり、さらには他の世界にまで拭いがたい塊大な影響を及ぼして今日に至っているのですから。
中央公論社
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