シルクロード・路上の900日―西安・ローマ1万2000キロを歩く



シルクロード・路上の900日―西安・ローマ1万2000キロを歩く
シルクロード・路上の900日―西安・ローマ1万2000キロを歩く

ジャンル:旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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すごいの一言!(壮大な紀行文)

他の方々同様 間違いなく5つ星です。
こういうバックパッカー的本では、エピソードを細かく分けてまとめているのが
多い中で時間軸で紀行文とする本は少ないのでとても楽しみにしていました。

最初 このタイトルを見ただけでも砂漠地帯やあの天山山脈(おそらく雪の中)
を徒歩で横断するには無謀だろう。徒歩だと自転車と違ってもてる食料、水が
限られる。砂漠地帯やましてはあの天山山脈(雪原のなか)は、テントの中でも
-10度以下だろう。
そう思っていっしょに放浪してみるつもりで読み始めました。そしたら一日にあるく距離
から考えてビザの期限切れで延長とかそういうほかの多数の問題に出会う困難も
多々出てきます。
暖かい出会いや裏切りそのエピソードのひとつひとつが彼にとって宝となりました。

実際のルートを最近流行しているgoogle earthを使ってPC上で擬似的にたどってみましたが
その起伏の激しさには再度驚きました。

自分探しの旅がきっかけにしてはあまりにも壮大でまた壮絶な紀行文です。
ひとそれぞれ感じ方は違うかもしれませんが、
文庫本になって一人でも多くの人に読んでいただきたいと思いました。

派手さはないが徒歩旅行記らしい堅実さが伝わって来ます。

きっとこういう本を読んだり、興味を持つ人ならあの名作「深夜特急」を昔、読んだことのある人なんでしょうね。私もその一人です。
こういう貧乏旅行にはどうしても解決できない矛盾があります。
つまり、貧乏旅行とはいっても、労働もせずに貯えや援助だけで何日も物価の安い発展途上国を旅行できるのは、先進国の金持ち国民の特権だということです。だから貧乏でも何でもなく、「豪遊」なのです。
でも旅行する本人は「貧乏旅行」だと自分に言い聞かせるのです。
こういう貧乏旅行最大の矛盾とどのように向き合うのかが、ある意味でこの手の青春旅行記の読みどころです。(まれにそれにも気付いていないバックパッカーの自慢話を読まされることがありますが)
著者の大村氏の実直な人柄がよく伝わって来ます。
現代の人間が人と深く交わって行こうとすれば、旅行という手段を媒介にしなければだめなんだという現実もあるのですね。

本格的な徒歩旅行記として読みごたえ十分ですが、できることならばもっと早く出版してほしかった。ここ数年で世界は大きく変化しているので、ほんの7〜8年前でもずいぶんと昔の話の雰囲気があるのです。それは残念です。
勇気と根気!久々に感動した!

今まで、バックパッカーものを含め、いわゆる紀行ものっていうカテゴリーを約300冊読みましたが、その中でも最高峰の読み物です。

今では点と点を結び飛行機であっというまの十数時間後にはヨーロッパに到着できるというのに、著者は、頑なに、まるで大河が流れるようなゆったりとした2年5ヶ月という歳月をかけて、東から西へと文化の変遷と共に気候や環境の変化を見てきた線と線を結ぶ旅行をしたわけです。

この書物は著者が実際に体験し、見てきたもの、感じたもの、学んだものを文章を吟味して7年かけて、約620ページに渡る大作とした書物です。

著者は、ただ単に、いわゆる一般的なバックパッカーとして時の赴くままに過ごしていたのではなく、自分自身がこれからどのようにすべきかという問いの答えを求め、生きる術や価値観を探し求めるために、西安からローマまでのシルクロード約12000kmという途方も無い距離を歳月をかけ歩き通すということを成し遂げたのです。

何よりも著者自身の問いに対するためだけであり、ずいぶん不器用な生き方だけど、こういうことでしか解決できないという頑なさが見られるという点に注目です。
この本を読んで、何よりも元気付けられます。
著者の頑なにも一度こうと決めた徒歩旅行を最後まで根を上げずにやり遂げるというところには読む進むごとにひしひしと感じられます。

ページをめくるたびにモノの変化があり、何か読書している自分自身が著者と共に旅行している気分で楽しみ、苦しみ、興味を共感します。
読み終わって、一段と感動しました。最後の到着点であるローマでは涙がこぼれました。

時間的効率を求める現在にこそ、このような書物と出会うことで、自分自身の人生について真摯に考えさせられるものがたくさんありました。
文章はわかりやすく書かれているので親しみやすく、すごくいい本だと思いますので、ぜひ読まれることをお奨めします。
「歩く」!

この本を読んでいると「歩く」ことをこそ、人が生まれてから行うべきことなのではないか、と思ってしまうほどです。でもそれはシルクロードを「歩く」ことではなく、日常を「歩く」こと。1日1日を大切にしたい気分になりました。
600ページ一気に読み切りました!

シルクロードを徒歩で旅するなど、とても羨ましいものの、自分には到底できそうもありません。
 本書は、まるで自分がシルクロードを歩いているかのような錯覚に陥らせてくれます。
 特に、道中の様々な人とのエピソードに心を打たれます。
 久しぶりに読書に熱中してしまいました。



めこん
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
シルクロード 中央ユーラシアの国々
TRANSIT(トランジット) 2号 ~南米特集 美しきアンデス越えて (講談社MOOK)
愚か者、中国をゆく (光文社新書)
地雷を踏んだらサヨウナラ (講談社文庫)




シャモニ周辺を歩く―モン・ブラン山群の特選コース23 (ヨーロッパアルプス・ハイキングガイド)

シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))

シルクロード (中公文庫BIBLIO)

シルクロード 中央ユーラシアの国々

シルクロード・路上の900日―西安・ローマ1万2000キロを歩く

シルクロードがむしゃら紀行―女ひとり一万キロ

シンガポールに暮らす(第2版) (海外に暮らすシリーズ)

シンガポール夜の歩き方

スイス山岳列車の旅

スイス的生活術―アルプスの国の味わい方




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